自分で決められることが、
現場監督の面白さ
豊田慶浩
2016年入社 | 土木本部 サブリーダー
建築物を建てるための「土台」を作る仕事
工事現場の監督として、管理・統括業務を行っています。具体的には、現場の環境、期間、予算等の条件をもとに、施工計画を策定。原価の管理から、工程管理、安全管理、人員管理、また工事が設計図通りに進んでいるかといった品質管理等、あらゆる要素を加味し、スムーズに工事が進められるよう監督していきます。
土木工事の中でも私が主に担当しているのは、様々な建築物を建てる上での「土台」を作るための工事の中で、根伐(ねぎり)と呼ばれる工種。建物の基礎を造るために地盤を掘削し、必要な空間を作ります。
もちろんこれ以外にも様々な工事を請け負っていますが、すべてに共通するのは、躯体工事といった次の工事へ繋げるために、しっかりと役割を全うすること。現場監督として安全を最優先にしながら、最初から最後まで気を抜かずに取り組んでいます。

困難をどう乗り越えるかは、
自分の力量次第
現場監督は、様々な視点から物事を考える必要があります。事前の計画にぬかりはないか、進捗に問題はないか、設計図通りに工事が行われているか……もちろんお金や時間をかければ苦労なく進めることができますが、予算も工期も常に限られています。順調に工事が進んでいても、突然の天候不順といった予想外のトラブルが生じることも少なくありません。
あらゆる側面から状況を考慮してマネジメントをする必要があるため、苦労もたくさんありますが、その分やりがいも大きい。プロジェクトに関する大体のことは自分で決められますし、困難をどう乗り越えるかは自分の力量次第。裁量と責任があることに面白さを感じていますし、現場をこなすほど経験値もついていくので、自分の成長を実感しながら取り組める仕事ではないでしょうか。

大倉には優しい人が多い。
だから続けることができた
私がこの仕事を続けてこられた背景には、こういったやりがいに加えて、現場で働く人の優しさがあったように思います。大倉の社員や関係者って、みんな本当に優しいんですよ。私自身、右も左もわからないところからのスタートでしたが、現場でたくさん助けていただいたり、教えてもらったりしながら、少しずつ仕事を覚えていきました。
また仕事に対してメリハリがある点も、働きやすさにつながっていると思います。パートナーの方も含めて、休憩時間は共通の話題で盛り上がりながらも、いざ仕事が始まると真剣に取り組む。和気あいあいとしながらも、やる時はやるのが、大倉の特徴だと思います。
就職活動をしている方の中には、建設業界とそこで働く人に、恐いイメージを抱いている方も少なくないと思います。しかし、実際に働いてみると決してそんなことはありません。特に大倉はアットホームな雰囲気もあり、働きやすい会社だと思います。もし少しでも気になったら、当社に遊びに来てみてください。

豊田慶浩
2016年入社 | 土木本部 サブリーダー
Profile.
父親が建設関係の会社を営んでいたため、建設業に親しみを持ちながら育つ。自身も建設の道に進むべく、大倉のグループ会社である千代田建設に応募。縁あって大倉に入社後、土木本部に配属。現在は現場監督を務める。