建材事業

 近年、コンクリート構造物の超高層化や長寿命化にあたり、コンクリートに求められる強度や耐久性は、ますます高まっています。コンクリート重量の約8割を占める骨材についても、当然厳しい品質が要求されます。
 一方、骨材資源については、長年の採取による資源量の減少や、開発行為の規制により、全国的に良質な天然資源の入手が難しくなってきています。
 当社は、限りある天然資源と人工的に生産される骨材を上手に組み合わせ、お客様のご要望に応じた、最適な骨材の提案を行ってまいります。


東京湾各所に物流拠点を配置

東京湾物流拠点  千葉県産山砂の物流拠点である袖ヶ浦港・奈良輪骨材センター(安倍川開発梶jを起点に、東京港・大井事業所、横浜港・瑞穂事業所、金沢事業所に骨材ストックヤードを配置し、東京湾内の骨材ニーズを広くカバーしています。
 特に、奈良輪骨材センター、瑞穂事業所、金沢事業所においては、細骨材のミキシングプラントを用いて、お客様のニーズに対し、細かにお応えする製品を提供しています。







ミキシングプラント フロー


【瑞穂事業所 細骨材ミキシングプラント(750トン/h)】


陸上から海上まで、一貫した物流ネットワークを構築

第二翔洋丸
       【当社専属船 第二翔洋丸(499トン/GT)】
第七翔洋丸
       【当社専属船 第七翔洋丸(499トン/GT)】

 骨材業界はいま、ダンプトラック、船舶の老朽化や、運転手、船員の高齢化により、輸送力の低下が大きな問題となっています。
 骨材を安定して提供するため、新たな船舶の就航や、ダンプトラックの増車など、輸送力の確保に対し、株式会社大倉はこれからも積極的に取り組んでいきます。

当社保有車両
【当社保有車両】


大型船舶に対応した受入設備を保有


大型船舶受入ホッパー  近年、遠隔地からの海上輸送は、船舶の減少や輸送効率向上のため、大型船舶による輸送が増えてきました。
 骨材を安定して提供するためには、大型船舶による受入が不可避であると考える一方、瑞穂ふ頭は公共埠頭であることから、全国的にも珍しい自走ホッパーを保有し、大型船に対応しております。
     【瑞穂事業所 大型船受入ホッパー(1,500トン/h)】

事業内容